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ラッセンの絵画を見てこのポエムです。 [ポエム集]

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ラッセンの絵画ってなんで何を目指して走っているのか?
4匹のイルカ
何を見つめているのか?
4匹のイルカ

海の上を駆け抜けている
4匹のイルカは
何のために走っているのか?
俺には解からない
いやわかるわけがない
わからないほうがいいのだろう

謎が謎を呼ぶ
この世界では意味や答えなんて
解からないほうがいいということを
教えてくれている
ラッセンの「飛翔」という絵は
何度見ても楽しませてくれる


海の中に言葉はないけど歴史がある
海の中に答えはないけど微笑みがある
そういうことを教えてくれる
ラッセンの太古の鼓動

魚は水の中を泳いで
クジラは雲をつかもうとして
イルカは永遠を見つめている
だけど太陽の光はそんなことも
知らずに雲と雲の間をから
顔を出す

風は風を握り締め
波も風を握り締めるけど
空は海を握り締めていない
ラッセンが描いた
太古の鼓動という絵は
何かを抱きしめている気がする


太陽が顔を出す
光が雲の中を突き抜ける

その景色の下には
海の生物達がメロディーを奏でて
物語を生み出している

星は風を受け止めず海を見つめている
白いキャンバスの中で
生まれた一つの世界は
見ている一児とに感動と生物、
一匹一匹はちがうという知識を与えてくれる

海の中の生物は一匹一匹
ちがうのにちゃんと共存している
白いキャンバスの中だけど

それぬ比べて人間である自分はちゃんと
共存していないことを自分は恥ずかしいと思った



夢見る瞳はいつも
歴史をつくってきた

夢見る瞳はいつも
奇跡と真実を見つめ続けてきた

ラッセンが描いた
夢見る瞳という絵の中にいる
イルカも何を夢見ているのだろう
そんなの誰にも解かりはしない

だけどその一枚を見つめていると
心の中の情熱が熱くなってくるが
解かってしまう








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