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音楽のジャズバンドってこんなこと [ポエム集]

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音楽のジャズバンドのポエムを書きました風が雲の背中を押すように
ドラムがベースの背中を押せば
ピアノのメロディーが風を感じて
風の中を駆け抜ける

僕はいつも風の中で喜びを
探したら未来に向かって歩いてるけど
ピアノのメロディーは喜びなど
探さなくても未来に向かって歩いている

風に舞うピアノのメロディーが
語りつくせないほどの夢を語れば
ドラムとベースがやさしくピアノのメロディーをあとおしする

ピアノのメロディーが静寂を壊したら
ドラムとベースが興奮を連れてきて
ステージの上に衝撃が生まれてくる


ピアノもメロディーが風の中に消え
ベースの心が光の中に消え
ドラムの言葉が時の中に消えれば

ピアノがシナリオをえがき
ベースが光のシナリオをえがき
ドラムが時のシナリオをえがき

ピアノが風のラブソングを歌い
ベースが光のラブソングを歌い
ドラムが時のラブソングを歌い

もう。戻れない時間が小さく祈ったら
ステージの下に眠っている
音楽の神が眠りから目を覚ます

ステージの下に眠っている
音楽の神が眠りから目を覚ませば
拍手と歓声の力で五線紙が真実を握り締める

太陽は燃え、風は走り、時は過ぎ行く
この地球で
ピアノとベースとドラムが
シナリオをえがいてラブソングを歌えば
ステージの上の凍りついた時間がとけはじめる


風と風の間から聞こえてくるピアノのメロディーと
炎と炎の間から聞こえてくるテナーのメロディーが握手する時
ベースとドラムが背中を押してくれる

テナーの熱さとピアノの美しさと
ベースの鼓動とドラムの心地よさが時間を切り刻む時
五線紙の中のとおんきごうに光が照らされる

五線紙の中のとおんきごうが光に照らされると
ベースの言葉とドラムの言葉とピアノの言葉が手をつなぎ
ハーモニーの詩が生まれてくる


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