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ラッセンの絵画を見て こんなことを思った [ポエム集]

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ラッセンというのは幻想なのか?
今、海の声に耳を傾ける海の上をを走っている波
波の上を走っている風
風の中を駆け抜けている雲
風の中を走っている光

白いキャンバスの中で奏でられている
自然のシンフォニー

白いキャンバスの中で奏でられている
自然のシンフォニーが
見ている人間の耳の中に入る時
心の中で呼吸している苦しさが消えている

どうやらラッセンの「静かな光」という絵は
生きている苦しさを少し消す力があるらしい

海の上を走っている波
波の上を走っている風
風の中を走っている雲
風の中を走っている光

白いキャンバスの中で奏でられている
自然のシンフォニーは
いつまでも
白いキャンバスの中で奏でられている


親子の愛はとても傷つくことに強くするらしい
親子の愛は永遠に続くらしい

そいううことを
ラッセンの母の愛Ⅱという絵は教えてくれている

当たり前の話であり
そして気がつかなかったことだけど
親がやさしいメロディーを奏でながら
子が喜びのメロディーを奏でる

その親子のハーモニーが白いキャンバスの中で
くるしさが少し軽くなる



ラッセンの旅するイルカⅡを見つめていると聞こえてくる
イルカ達が奏でる主旋律

その主旋律は喜びを表しているのか
悲しみを表しているのかはわからない

だけどイルカは主旋律を奏でて
イルカはメロディーを奏でて
水の中を駆け抜けている

だから水の中を駆け抜けている

イルカが奏でたメロディーは
四分音符と八分音符を抱きしめながら
水の音に耳をすまして
水の中を駆け抜けている





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